一般社団法人  鳥取県鍼灸マッサージ師会


最終更新:2021−07−02


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設立70年の歩み


 本会が産声を挙げるきっかけとなったのは、昭和15年ごろ業者の中から「組合を作ってはどうか」との声が強くなり、当時の有志、鳥取市では福山六彌、中山国重、岩倉谷亀蔵、武田喜三郎、倉吉では門脇教弌、佐治二郎、米子市では森忠寿、吉岡金市、西川波彦等の諸氏が、中心となって発起され、昭和16年4月7日、鳥取市の医師会館において会合がもたれ、「鳥取県鍼灸あん摩マッサージ師会」が設立発足しました。
 初代会長には鳥取市の角山深海氏が選ばれ、副会長には倉吉の門脇教弌氏、米子市の森忠寿氏が選ばれております。当時の会員数は、全県下で150人程度いたようです。
 全県下を3地区に分け、鳥取市を中心とする東部地方を第1支部、倉吉を中心とする中部地方を第2支部、米子市を中心とする西部地方を第3支部と呼んでいました。
 初代会長角山深海氏に代わり、昭和22年4月より米子市の土谷栄一氏に代わり、更に昭和32年4月より米子市の太田亘氏に、又昭和44年4月より米子市の吉岡金市氏、昭和48年4月より鳥取市の稲浜正三郎氏、昭和52年4月より鳥取市の石破克理氏、昭和57年4月より鳥取市の野島静氏、平成8年4月より南部町の石上靖治氏、平成20年4月からは鳥取市の國岡昭太郎氏が就任し、現在に至っております。
 70年歩んできた中で、何といっても忘れられないのは昭和20年8月に第二次世界大戦で、日本の敗戦ということで終戦を迎え、アメリカ軍の占領するところとなり、昭和20年から21年に掛けて占領軍の指導により、はり、きゅうの廃止論が出てきたことです。人体にはりを刺したり、皮膚の上から艾を燃焼させて火傷を作るなど野蛮的行為であるとの理由でした。この時は日本全国の業友が立ち上がり、生活を掛けて存続運動を展開し陳情を行った結果、「実際に生体実験をしてみて異常がなければ認めてもいい」ということになり、健康な軍人二人に鍼灸を施してみたそうですが、二人の軍人は決死の覚悟で施術を受けたというエピソードも残っております。何日経っても異常は認められず、やっと、はり、きゅうの廃止論は撤回されたと聞いております。この結果のように、健康な生体にはり、きゅうを行っても然したる変化は認められなくても、病体において適切な刺激が加えられた場合には、驚くほどの効果を上げることができます。これは生体の持つ「恒常性維持機能」に対して、はり、きゅうの刺激が助けになるものと思われます。それでこそ、何千年も昔から行われていて廃れないところではないかと思います。
 さて、先の生体実験によって存続が認められた業界も、戦後の慌しさの中発展し、昭和30年には法人格を得ることができ、名称も「社団法人鳥取県鍼灸マッサージ師会」と改められ、それに伴い第1支部等戦時色の強い呼び方は相応しくないとの意見も出て、現在の東部支部、中部支部、西部支部という呼び方に改められました。尚、昭和38年から4年ほど、日野支部が、昭和40年代後半には三朝支部が設けられていたという記録も残っております。
 昭和36年には太田会長によって、設立20周年の行事を行い、それ以後節目節目には記念行事を行い、今年は70周年を迎えたのであります。
 会員も多い時には230名ぐらいいたこともありましたが、昭和50年10月には、「専門性を生かしたい」との理由で「鳥取県鍼灸師会」が設立され、又昭和57年4月には、「鳥取県あん摩・マッサージ指圧師会」が設立され、その都度いく人かの会員が分裂しております。 
 昭和50年には、保険取り扱いが容易く行える様運動を展開する目的で、本会会員、鳥取県視覚障害者福祉協会、鳥取県鍼灸師会、昭和57年からは鳥取県あん摩・マッサージ指圧師会の会員有志が集まり、鳥取県保険鍼灸マッサージ師会も設立されております。
 昭和63年から平成元年にかけて、「鳥取女子短期大学に、東洋医学科が新設されるらしい」とのニュースが流れ、この時も県下の業者及び関係者が、一丸となって団結し反対運動を展開した結果「白紙撤回」の解答を得ることが出来、一件落着しました。
 最近の医学の進歩は目覚しく、それに伴って我々業者も資質向上を図るべく、平成3年度には「厚生大臣指定講習会」を実施しました。
 各方面への陳情活動の成果が上がり、平成4年からは各種共済のリフレッシュ券、又、平成5年には米子市が、平成6年からは鳥取市が鳥取県保険鍼灸マッサージ師会が窓口となって、高齢者の助成券発行がスタートし、随時ほぼ全県下に拡大しております。
 あん摩・マッサージ・指圧師、並びに鍼師、灸師等に関する法律も一部改正され、平成4年度からは、それまでの県知事免許から、厚生大臣免許に、その後政府の機構改革で厚生労働大臣免許に改められました。この様に資質向上に努力している一方で巷には、2・3週間、1・2ヶ月、6ヶ月といった様に簡単に講習を受け、あん摩・マッサージ・指圧に似た様な行為をする人が非常に増えております。しかも、それが無資格・無免許でない様な既成事実も出来ている様に思われます。こういった状況下の中で、有資格者と無資格者の区別を明らかにする目的で、全国では初めて、平成14年1月、保健所長の焼印入り木製の施術所開設届出済証明書を、鳥取県から作成して頂き、会員はそれを掲げることによって、広く県民へのPRを行っているところです。
 その後、石上会長が「8月9日を鍼灸マッサージの日に制定してはどうか」と全国にも呼び掛け、我が鳥取県師会が先頭をきって無資格対策の一環として、鍼灸マッサージの日のイベントをスタートさせました。初めは、なかなか受け入れてもらえなかったアイディアも、今では全国的にかなり広がりを見せているように思います。
 無資格マッサージを取り締まる一つの手段として、関係団体が一つとなって陳情した結果、平成18年には、あん摩・マッサージ・指圧師、鍼師、灸師は3年以上勉強して国家試験に合格した有資格者であることを記入したポスター2000枚を、鳥取県が発行し、各公共施設・病院・旅館・温泉保養施設等に掲示して、広く県民への啓発活動の一環として組み入れてもらっております。平成21年3月には、県民向けのポスターを再度製作して頂きました。
 近年法人改革の波が押し寄せ、本会も公に認められる公益社団法人を取得するべく準備を平成20年から進めているところでありますが、小規模団体の本会では、事業・財政面においてクリアしなければならない問題があります。しかしながらその目的を達成すべく更なる努力を重ねて参る所存です。
 最近の若い世代は、組織離れ、自己中心的な人が増えているとよく耳にします。でも一人の声・力は弱くても、十人、百人、千人の声は大きく、力は絶大なものとなって、色々な方面への陳情活動・アピールも胸を張って行えるのではないでしょうか。
 以前鳥取商工会館別棟にあった本会の事務所も、平成20年12月移転新築新装なった鳥取産業会館・鳥取商工会議所ビルに移転し、商工会議所の計らいで玄関に近い1階の1室をお借りすることが出来、本会の窓口として活動しております。この場所を拠点として、鳥取県鍼灸マッサージ師会発展の為、いっそう努力・精進して参る所存でございます。今後ともどうか宜しくお願い申し上げます。

平成23年6月27日 設立70周年・法人認可55周年記念式典より




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